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梅森台レオ整形外科・ヒフ科
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ムエタイ大会のリングドクターに行ってきました

カテゴリ: リハビリ 整形外科

投稿日時:2025年09月24日

こんにちは!

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

 

9/21に金城ふ頭のLives NAGOYAにおいてムエタイのイベントである「Suk Wanchai MuayThai Super Fight11」に大会ドクターとして参加してきました。このイベントは日本全国から、またムエタイの母国タイから強豪選手が招待されて試合が行われます。試合は本格的なムエタイなのでパンチ、キック、肘うち、膝蹴り、首をつかんでのとっ組み合いと、もはや何でもありの激しい格闘技です(関節技や寝技はありません)。大会のリングドクターとしてリングサイドに控えて選手のケガに対応するのですが、顔や頭の皮膚が裂け血まみれになっても試合が進みます。3分3R制なので試合時間は短いのですが、その分全力で選手がぶつかり戦うので試合後は「ここまでやるか」と医師である自分がひくほど凄惨な状況になることもあります。何人も控室に運ばれてはせっせと縫合処置をしていました。準備してある針や麻酔薬などの医療材料が無くなるんじゃないかと思い冷や冷やしました…

 

 

 

 

 

 

最近ボクシングの試合後に脳へのダメージが原因で選手が死亡するという痛ましい事故が起きています。大きな大会には我々医療従事者がつくのですが、それでも防ぐことは難しいと言われています。なぜならダウンや明らかな損傷がなくても細かいダメージの蓄積で重大な脳への障害が起こることもあるからです。それはボクシングなどの格闘技に限った話ではなく野球のデッドボールやラグビーのタックル、柔道などの頭部へのケガでも同じことが起こりえます。またマラソンやサッカー、バスケでは心臓への過剰な負荷によって元気だった人が突然心筋梗塞や不整脈を起こして死亡する例もあります。

 

スポーツをする時は医師のメディカルチェックを受けたり、大会がある時には医師を配備したりと予防措置をとることも重要になってきます。運動したりスポーツを楽しむこと自体 は身体的、精神的な健康を保つ点でも非常に重要です。私も微力ながらできるだけ協力してできるだけ大勢の方に安全にスポーツを楽しんでいただきたいと思っています。体に不安のある方は是非一度当院にてご相談いただければ幸いです。

 

 

 

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