ドクターブログ

梅森台レオ整形外科・ヒフ科
ドクターブログです

皮膚科カテゴリ一覧 - ドクターブログ

    新年度の抱負

    カテゴリ: 皮膚科

    投稿日時:2025年04月17日

    • こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
    梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

     

    4月になり、新年度が始まりましたね。

    私には子供が2人いるのですが、少しずつ成長し、以前よりは1人で行動できる時間が増えました😁

     

    なので今年度私は、お世話になった名古屋市立大学の「皮膚科カンファレンス」に定期的に出席し、「学び直し」をさせていただくことにしました!

     

    大学に行くと、新しく入局されたシニアレジデント(初期研修2年を終えた皮膚科専攻の先生)の皆さんもいて、

    まさにフレッシュな春満開🌸という感じでした🌸

    この写真は、新年度の医局の集合写真をとるときに、一緒にうつりなよと声をかけてくださり

    (私は2列目の端っこにいますがまるで背後霊のよう😅)

    森田明理教授からいただきましたありがとうございます。

     

    大学のカンファレンスでいったい何をするか、と言うと
    乾癬治療の第一人者である森田教授を筆頭に、

    皮膚悪性腫瘍など各種スペシャリストの先生が参加され、

    全員で症例を検討して精査・治療方針などを決めます🧐

     

    私が最初に名市大で勤務していたのは、17年くらい前。
    ちょうど1人目の子供が1歳で、名古屋に初めて来たばかりでした。

    育児と家庭と仕事の両立(?)にもがきながら、日々働いておりました😨

     

    「両立」と言う言葉をAIに聞くと

    「二つのものごとが互いに支障なく成り立つ状態」と出てきます。

    だとすると、両立はできてなかったと思いますね。。。

     

    家族・同期・先輩・後輩・ママ友など、多くの人に迷惑をかけて、助けてもらって、

    仕事と家庭と育児が、互いにものすごく支障しあいながら、

    なんとか乗り切ってやってきた感があります😅

     

    カンファレンスに当時も出てはいましたが

    保育園→義母に預かってもらっている子供のことを考え
    早く帰らなければといつもそわそわしていた記憶が・・・

    初日の大学勤務の帰宅が23時で、義母から寝ている子供を引き取った時にはいろいろな思いが押し寄せてきて号泣しました😭

     

    今は、働き方改革で、大学病院の先生も以前より早く帰れるようになっているそうです。

    とても良い流れだと思います!

     

    私は今、子供の成長とともに、この歳でまた学び直しができる環境を作っていただき、
    本当に感謝しております✨

     

    ちなみに、なぜ学び直しをしようと思ったのか。

     

    クリニックを開業すると、診断から治療まで基本的にひとりです🥶

    そして、クリニックでできる検査や治療には限界があります😵

     

    大学や大きい病院に紹介されるべき疾患を見逃してないか?
    悪性腫瘍を見逃してないか?

    不安になります。

    皮膚科専門医資格を持っているので、知識は基本的には頭に入ってるつもりでも、
    日々触れていないと忘れがちです。

     

    カンファレンスに参加させていただき、難しい症例をたくさん目と頭に焼き付けたいと思ったからです。

     

    熱く語りましたが
    三日坊主にならないよう、まずはこの1年がんばります🫡

     

    皮膚科の疾患や治療の解説ではないのですが

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました🩷

     

     

     

     

    職員総会

    投稿日時:2025年04月06日

    こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

     

    4月に入って徐々に温かくなって桜の季節になりました。新年度を迎え子供たちは入学や新学期に向けて期待に胸を膨らませていることでしょう。

    当院も先日スタッフを全員集めて新年度スタートのための総会を開きました。開院して6年以上たち、改めて当院の理念である「患者様の気持ちに寄り添った医療」という医療人としての心構えを再確認しました。また今後のクリニックの進化のための課題、取り組みも話しました。医療業界では今物価高や薬などの資源不足、人手不足の波が押し寄せています。またマイナ保険証や電子処方箋など医療のデジタル化も今後進んでいくことになります。クリニックとしてもこの変革の時代の波に負けず、患者様のためにも決して医療の質を落とさず、院長、副院長、職員がこのクリニックの理念のもとに一丸となってさらなるレベルアップに取り組んでいく所存です!

     

    当院では今年からリハビリ室と美容エリアに新しい医療機器を導入しました。また4月からは新しいスタッフも増えました。クリニックのさらなる進化にご期待ください!

    新年度も皆様にとって良い一年となりますように祈っております!

     

     

    また4月20日の日曜日には恒例の春の朝市も開かれます。ちなみに今年は当院も参加して体組成機器InBodyの無料測定会を開きます。全身の筋肉量やバランス、体脂肪量、子供は成長曲線も出すことができます。直にHPに案内が載りますので皆様是非遊びに来てください。

     

    梅森台レオ整形外科・ヒフ科は「インスタグラム」もやってます。お得な情報も配信していますので皆さん遊びに来てください!フォロワーになっていただけたらうれしいです!

    Instagram

    ピコレーザー導入しました✨経過写真あり

    カテゴリ: 美容皮膚科 皮膚科

    投稿日時:2025年01月15日

    • こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
    梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

     

    ついに当院でもシミ取りレーザーの最高峰であるピコレーザーを導入しました👏

    Qスイッチレーザーで取れないような薄いシミに効力を発揮してくれます🤩

    (それだけじゃなく、肝斑やくすみ、ニキビ痕や毛穴、小じわやたるみにも効果的です。

    写真もあるので最後までぜひ読んでください🙇‍♀️)

     

    まず、ピコレーザーとは何かを解説していきます☝️

     

    ピコレーザーは、レーザーの照射時間がピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い時間で行われます。

    (ちなみにQスイッチ=ナノ秒なので、ピコはさらに1/1000に短縮された「超⭐️短波長」です)

    この短い照射時間により、メラニン色素(黒)を効率的に破壊することが可能です。

     

    どう効率的なのか?といいますと、

    Qスイッチはレーザー光がメラニン色素に吸収されて「熱破壊」を起こしてシミを剥がす治療であるのに対し、

    ピコは「熱破壊」だけでなく、「衝撃波」によってメラニン色素を細かく砕くことができ、周囲の組織に余計な熱ダメージを与えることなく、メラニンを破壊できます。

     

    熱破壊だけに頼っていないので、メラニンが少ないいわゆる「色が薄いためQスイッチでは反応しにくいと予想されるシミ」にも効果を発揮できるのです🌈

     

    さらに、Qスイッチと比較して良い点として、照射時間が短いため、周囲への熱ダメージが少なく、ダウンタイムが短いです。

     

    • シミが反応してかさぶたができることはありますが、テープを貼る必要がありません!!

    私自身も、デモで受けてもらった方も、1週間くらいでかさぶたが取れ、シミがその後薄くなりました🥰

    • (Qスイッチのようにかさぶたがベロっと剥がれる変化というよりは、元より少し薄くなってその後に皮膚内で砕かれたメラニン色素が貪食されて綺麗になるまで1−3カ月かかるような感じです)
    • テープが不要なので、メイクももちろん当日からできますし、
    • かさぶたがあってもコンシーラーで隠すことができますよ😊
    • Qスイッチでのシミ取り放題(テープだらけになります😢)よりも日常生活が送りやすいですね!
    • もちろん、スポット照射以外にもピコレーザーによる治療があります。
    • 全体的に弱めにまんべんなく照射するピコトーニング❤️では、広範囲にわたる色素沈着やくすみや肝斑に対して優れた効果を発揮します😆
    • 回数を重ねることで、シミの色が少しずつ薄くなり、肌全体のトーンが均一に整っていきます。
    • ピコフラクショナル🧡は、ノンアブレイティブフラクショナルレーザーによって皮膚に無数の微細な穴を開けていきます(目には見えない穴です・出血もしません)。
    • 肌の再生過程を利用して、ニキビ跡の改善や、毛穴の縮小効果が得られます。
    • コラーゲンとエラスチンの生成も刺激するので、肌の弾力やハリも改善され、小じわやたるみにも効果的です🤩

     

    当院でおすすめなのは、これら全てを1日でまとめてできる🫶ピコトリプルコース!!🫶

    多くの方に受けてもらってみて、ピコの良さをしってほしいです。

     

    トーニングとフラクショナルを組み合わせる「ピコダブルコース」も

    スポットでのシミ取りが必要なければおすすめです!!

     

    当院で導入したピコレーザーは「ピコシュア」です🌈

    厚生労働省の承認機器でもあり、承認機器の中では唯一の755nm波長を使用したピコレーザーなのです。米国のFDAの認可も受けております。

    安全性と効果がきちんと認められた機械です。

     

    755nm(アレキサンドライトレーザー)であることのメリットは、

    他の波長と比較してメラニン色素(黒)に吸収率が高く、ヘモグロビン(赤)への吸収率が低いので、シミへの反応が高く、血管へのダメージが少ないことが特徴で、日本人の肌に適しています。

    日焼けした肌や、かなり色黒の場合は安全のため照射できませんのでご注意ください🙇‍♀️

     

    最後にピコシュアによる私自身のシミ治療の1週間の経過です!無加工です!

    (ちなみに以前自分でQスイッチを当てましたが反応せず諦めていた薄いシミです)

    ピコトリプルもやったので、顔全体の毛穴も少し改善して、全体的なトーンアップも実感ありました😘

    最後まで読んでくださってありがとうございます😊

     

    1枚目 照射直前 毛穴恥ずかしい・・

    2枚目 照射直後(DAY0)スポット照射のところがやや黒くなっています

    3枚目 照射後(DAY5)かさぶたできてますが、全体的に肌が明るく毛穴が引き締まった感じ

    4枚目 照射後(DAY7)かさぶたがとれてシミが薄くなっています

     

     

    乾癬の治療①<オテズラ>

    カテゴリ: 皮膚科

    投稿日時:2024年11月13日

    • こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
    梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

     

    今日は「乾癬」という病気の治療について、

    乾癬の内服薬「オテズラ」と絡めて、紹介していきます。

     

    乾癬は、特徴的な皮疹から、皮膚科専門医であれば診断することは比較的簡単です。

     

    私自身は皮膚科専門医でもあり、

    名古屋市立大学皮膚科の大学病院で乾癬の入院患者さんを多数担当させていただきましたので、

    診断することにあまり迷いはありません。

     

    ですが、近年流行ってきている「梅毒」やその他の皮膚病と鑑別が難しい場合には、

    採血を行ったり、皮膚生検といって皮膚を少しだけ切除して病理検査に出し、

    まずは乾癬かどうか診断を確定させる必要があります

     

    乾癬は、一見すると皮膚だけの病気に見えますが、

    体の中で起きていることは

    免疫バランスの異常(炎症性サイトカインやT細胞などが過剰に働いている)

    です。

    それにより、皮膚は粉をつけた状態で厚くなり、赤み、痒みなどの見た目を呈します。

     

    そして、その免疫バランスの異常が体内で長引くことによって、

    皮膚だけでなく、全身の臓器(心臓、脳、関節、腸など)にも影響を及ぼしてしまい、

    将来、心筋梗塞や脳卒中を発症するリスクが高くなると報告されています。

     

    当院では、まずは外用薬での治療をスタートし、

    治りにくい部分があれば、光線治療(紫外線照射:保険適応)も行うことがあります。

     

    そして、それでもコントロールが不良な場合(目安は最後の方に書きますね)や、

    爪や頭の症状が強い場合には、オテズラ内服をまず薦めています。

     

    「オテズラ」は、PDE4阻害内服薬であり、注射剤ほど高額ではありません。

    ※目安として、3割負担の患者さんで1ヶ月分のオテズラで17000円弱

     

    オテズラには、免疫バランスを「調整する」作用があります。

    大事なのは、「免疫抑制」ではなく、調整なので、

    免疫が抑制されるような副作用がありません。

    飲み始めの2〜4週間程度に、下痢や吐き気、頭痛などの副作用が起こることがありますが、

    ほとんどの方では、整腸剤や吐き気どめで対応できます。

     

    効果が出るまでには、個人差があり、

    最初からよく効く人と、数ヶ月経ってから効いてくる人とあります。

    残念ながら無効な人も10%くらいあります。

     

    禁忌としては、妊婦・授乳中の方です。

    高齢者でも安全に飲めるところが、推せる薬⭐️です。

     

    ちなみに「コントロール不良ってどの程度か?」

    その疑問が、先日のオテズラの勉強会で明らかになっていました。

    だいたいの目安として「外用薬を1日10〜15分以上かけて塗っている」

    「4週間経っても、治療満足度が低い(症状、精神的、肉体的、社会的)」など。

     

    個人的には、「外用塗る時間がたくさんかかる」ということ自体、

    コントロール不良と捉えるべきなのだということに気付かされました。

    医者はくすりを塗る所要時間まで聞くべきだったのです。。

    まだまだ未熟でした。。。

    忘れずに聞けるかしら・・・😅

    これを読んだ乾癬の患者さんはぜひ塗る所要時間を申告してください!!

     

    ちなみにですが、

    これまでは、外用で全くコントロールできない重症な乾癬の患者さんで、

    分子標的薬(注射薬)をおススメする場合には、

    CT検査が必要になるので、大学病院などへ紹介していました。

     

    しかし、この度、皮膚科学会による「乾癬に対する注射の導入施設基準」が緩和されたため、

    当院も届出を行い、

    ILー17、ILー23製剤については、注射薬の導入も行うことが可能となりました。

    胸部CT検査は近隣の病院で受けていただくことにはなります。

     

    それでは、長くなりましたが、

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

     

    乾癬の治療にお悩みの患者さんは、ぜひご相談ください。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    第3回元気朝市

    投稿日時:2024年11月13日

    こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科のクリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の大口怜央です。

     

    1年前から始まった「元気朝市」の秋の部が本日開催されました。今回で3回目ですが相変わらずの曇天でした。でも今回も開催時間中雨は降らず無事に開催されて良かったです。

     

    今回はショップの数が増えて規模も拡大され当日楽しみにして自分も会場にかけつけました。迷惑にならないよう終わり掛けの時間に行ってみましたが到着してびっくり、売り切れ続出でもうほとんど残っていないではないか…!とれたて野菜のお店はもう閉店しており、パン屋さんも売り切れ、見かねた幹事の方から食パンをゆずっていただけきました。ありがとうございました!(もちろんお代はお支払い)

     

    最後は皆さんと記念撮影 今回もいいイベントになり大成功のようでした!運営部の皆さんお疲れさまでした!

     

     

     

     

     

     

    梅森台レオ整形外科・ヒフ科は「インスタグラム」もやってます。お得な情報も配信していますので皆さん遊びに来てください!フォローもしていただけたらうれしいです!

    Instagram

    新しい治療外用薬<ブイタマークリーム>

    カテゴリ: 皮膚科

    投稿日時:2024年10月17日

    • こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
    梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

     

    今日は、10月29日から処方が開始できる、新しい外用薬「ブイタマークリーム」

    についてご紹介します。

     

    こちらは、一般名は「タピナロフ」

    作用機序は、できるだけ簡単にいうと、

    皮膚の細胞内にある芳香族炭化水素受容体(AhR)にタピナロフがくっつくことにより受容体を活性化させ、さまざまな遺伝子・タンパク質の発現を調整し、

    皮膚の炎症を抑えたり、バリア機能を回復させる作用を引き起こします。

     

    適応となる疾患は、なんと!!

    アトピー性皮膚炎と尋常性乾癬のどちらにも、です🤩

     

    ステロイドではない(含まない)抗炎症作用のある外用薬としては、

    アトピー性皮膚炎にはプロトピック・コレクチム・モイゼルトがありますが、

    尋常性乾癬では、初めての外用剤です⭐️

     

    尋常性乾癬のこれまでの治療外用薬には、

    マーデュオックスやドボベットがありますが、

    ステロイドが配合されているので「長期に外用」することにより、「塗り方によっては」皮膚が菲薄化してしまうのが難点です。

    (あえて「」つけたのは、これらを使うことを否定しているわけでは全くないからです)

     

    ブイタマークリームは、

    アトピーや乾癬に対する抗炎症作用だけでなく、

    皮膚の保湿因子を増やす作用があり、バリア機能の改善にもなります。

    なので、保湿と混合せず、単剤での使用がまずは推奨されます。

     

    軟膏ではなく、クリーム製剤なので、伸びがよく塗りやすいのが嬉しいです😊

     

    しかも1日1回の外用でいいのです🙌

     

    アトピー性皮膚炎では12歳以上から、

    尋常性乾癬では15歳以上から使えます。

     

    妊娠・授乳中は禁忌ではなく有益性投与となっています。

    ちなみに、有益性投与とは、使用することが「リスク<有益」である場合は投与しても良いということです。

     

    副作用としては、疾患にもよりますが、ニキビ、かぶれ、頭痛などが起こります。

    頭痛についてはなぜかアトピーの患者さんの方が起こりやすい様ですが、

    1週間程度で落ち着くことが多いそうです。

     

    製剤見本を塗ってみました。

    私個人の感想ですが、

    匂いはほぼ無臭 ベタつきほぼ無し 一瞬ほんの少しピリッとした気がしますが1分後にはなんともありませんでした。

     

    画像がでっかくなってしまってごめんなさい🙇‍♀️

     

    29日から処方開始できます。

    新しい薬なので金額が高めです・・・3割負担の方で1本15gで自己負担額が1500円程度です。

    1日1回の外用で良いこと、

    保湿は無しでも良いこと、

    そのあたりで費用対効果を実感できると良いなと期待しています。

     

    では最後まで読んでいただき、ありがとうございました🫶

     

     

     

     

    わき汗ボトックスを期間限定割引価格で行います

    カテゴリ: 美容皮膚科 皮膚科

    投稿日時:2024年07月14日

    こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
    梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

     

    雨が降ったりやんだり、まだまだ蒸し暑い日が続きますね💦

    最近は、多汗症で受診される患者さんも増えています。

    多汗症は体質だとあきらめて受診しない方もまだまだ多いそうです。

    体質だと諦めずに、日常生活でお困りの方は、ぜひ当院を受診してください。

    現在では保険適応の外用剤も増えてきています!

    当院では、顔にも使えるデオドラントジェルや衣類の臭いを軽減するデオドラントスプレーなども扱っております。

    以前のブログも参照ください。

    https://leo-clinic.jp/blog/918/

     

    🌟多汗症に対して保険適応の外用剤は以下の3つがあります。

    ①アポハイドローション;手の多汗症の外用剤

    ②エクロックゲル;わき汗の外用剤

    ③ラピフォートワイプ;シートタイプのわき汗の外用剤

     

    厚生労働省認可のボトックス®の注射は、外用剤でもコントロール不能でお困りの場合、重症の場合には保険適応で行います。

    保険適応で20,000円弱程度(3割負担)となります。

    薬の発注に患者さまのお名前登録が必要なので、当日すぐには行うことができません。

    一度受診していただき、外用剤も使ってもらったうえで、重症度などから適応となるかどうかの判断となります。

     

    このたび、私たちのクリニックでは、

    保険適応ではなく、自費治療で同じくらいの金額でわき汗ボトックスを受けられるように、

    期間限定価格で施術をさせていただきます!

    🌟7月18日(木)~8月31日(土)まで

    韓国製限定、50単位(両わき)、通常44,000円期間限定価格16,500円(税込)にて行います!

    別途、自費の初診代3,300円または再診代1,100円がかかります。

    他の施術のことや脱毛の相談も、ご希望であれば診察時にご相談くださいね。

    麻酔クリームをご希望の場合は別料金となりますが、ほとんどの方は、アイスノンによるクーリングで耐えられるレベルの痛みです。

     

    自費で受けるメリットとしては、

    ①重症度に関わらず、当日に施術できること

    ②病院へ通う時間がない方にとって、1度の注射で6か月ほど発汗抑制に効く効果的な治療

    という点が挙げられます。

     

    お悩みの方は、ぜひご検討ください。

     

    もうすぐ夏休みですね!

    汗を気にせず、いろいろなおしゃれを楽しんだり、

    スポーツやアウトドアでも臭いを気にせず思いっきり楽しめるといいですよね。

     

    では、最後まで読んでいただきありがとうございました☺

     

    芝生の工事

    投稿日時:2024年05月26日

    こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科のクリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

     

    先日クリニックの外構工事が終了しました。駐車場の一部の立ち木が枯れてしまったり雑草が繁殖してしまったりで、この度プロの植木屋さんに介入していただき全面改装する運びとなりました。また第3駐車場の入口はアスファルトで固めて出入りをしやすくして、また斜面は防草シートで覆いました。今はまだ芝生が充分生着していませんが、今後徐々に青々とした芝生に変わっていくと思われます。

     

     

     

     

     

    外回りがすっかりきれいになるとクリニックが開院した頃の初々しい状態となり、大変だったあの頃を思い出して苦笑いしてしまいます。自分もスタッフも初めてのことばかりで右往左往していました(笑) 開院当初から通っていただいている患者様はまだまだ元気に通院してくださっており、当時小さかった子は久しぶりにクリニックに来るとすっかり背が伸びて大人っぽくなり、びっくりさせられます。東京の大学に進学した子もすっかり垢ぬけた姿になって時々遊びに来てくれます(笑) クリニックも自分もそれなりに年を取ったのだなと感慨深いですね。今後もしっかり地域に根差した医療を提供していきたいと思います。

     

    患者様には当院はおしゃれできれいだとよくお褒めの言葉をいただきます。当時の設計士さんや建築会社の方、インテリアコーディネーターの方がこちらの要望を一生懸命聞いて仕上げてくださったクリニックです。これからもスタッフ一同しっかりときれいに管理していきたいと思います。

     

     

     

    産休中のスタッフが遊びに来てくれました

    投稿日時:2024年04月14日

    こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科のクリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

     

    4月に入りすっかり温かくなってきましたね。ぽかぽかして春の陽気は気持ちよく、花は咲いてきれいだし、梅雨が始まるまでの4月5月はとても過ごしやすいので大好きな季節です。花粉症さえなければなお良いのですが…

     

    さて先日産休中のスタッフが赤ちゃんを連れて遊びに来てくれました!赤ちゃんは顔色良く元気に泣いたりうとうとしたり、本当に見ていて飽きないですね~ すっかりママになったスタッフも元気そうで安心しました。夜泣きで大変そうですが体を壊さないように頑張ってほしいものです。

     

    当院は産休、育休システムを整えスタッフの子育て支援を行っております。特に女性にとっては出産は命がけです。少しでも安心して出産に臨んでいただき生まれてきてくれた子どもに精一杯愛情を注げるよう環境作りに微力ながら協力したいと考えています。もちろん男性にも育休を取得してもらい家事・育児に積極的に参加してもらうことができます。

     

    両親から愛されて育った子どもは自己肯定感が高くなると言われています。小さい頃からお父さん、お母さん両方の愛情を一杯受けて、みんなすくすく元気に育っていってほしいですね!

     

     

    子供のアトピー性皮膚炎の治療について

    カテゴリ: 皮膚科

    投稿日時:2024年04月06日

    こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
    梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

     

    今日は、小さなお子さんの重度のアトピー性皮膚炎の治療について、

    新たに保険適応となった薬について紹介していきます。

     

    当院でも、

    「この子はちゃんと外用もしているけれどもこの状態は本人も親御さんも辛いだろうな」

    と思われる重度のアトピー性皮膚炎のお子さんはいらっしゃいます。

     

    何度も言いますが、大人も子供も、アトピー性皮膚炎は、まずは適切な外用治療が基本です。

     

    しかし、それでも、ステロイド外用を強いものから弱くするとすぐに悪化する場合や、

    ステロイドではない、プロトピック軟膏やコレクチム軟膏やモイゼルト軟膏ではコントロールできず、いつまでたってもステロイドが必要な状態(部分的ではなく全身に塗るようなケース)、

    外用剤の副作用で、とびひやヘルペスなどの感染症がしょっちゅう起きてしまう場合、

    どうしても外用剤がヒリつくなどでそもそも塗ることができない場合

    などは、治療強化を考えて良いと判断します。

     

    少なくとも半年間の適切な外用の治療経過をみて、判断します。

     

    現在、注射薬のデュピクセントは、なんと生後6ヶ月の赤ちゃんからアトピー性皮膚炎の保険適応となりました。

    (デュピクセントについては当院ブログを参照ください)

     

    実際、生後6ヶ月でなかなか注射をしてまで・・・という赤ちゃんは当院にはおりません。

    デュピクセントを薦めるほどの赤ちゃんには私はまだ出会っていません。

    当院では、外用のコレクチムやモイゼルトが効く赤ちゃん、多いです。

     

    小学生ではデュピクセントを打っている患者さんはいらっしゃいます。

     

    そして、なんと、JAK阻害内服薬のオルミエントが、2歳から使用できるようになりました!

    これには私もびっくりしたのと同時に本当に良いことと感じています。

    内服薬なので、注射が嫌なお子さんにとっては、嬉しいですよね。

     

    JAK阻害内服薬の全般に言えることは、かゆみに即効性があることが利点で特徴的です。

    逆に、1日でも飲み忘れると痒くなってしまったという患者さんが多いです。

     

    デュピクセントは即効性はありませんが、副作用が少なく、安全性に優れており、肌の質感の改善や長期寛解維持に向いています。

     

    どちらの薬を選ぶべきか、それはやはり皮膚科専門医にお任せください。

     

    余談ですが、専門医資格をめでたく更新しました。

    専門医も一度とったら終わりではなく、5年ごとに更新するためにあれこれがあります。

    一般の方はきっとわからないと思いますが、

    皮膚科学会認定専門医→日本専門医機構認定皮膚科専門医というややこしい専門医の名前になりました。

    これからも頑張ります。

     

    では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

    このブログが少しでも情報としてお役に立てたなら幸いです。

     

ページ先頭へ