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梅森台レオ整形外科・ヒフ科
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    第3駐車場拡張工事終了しました

    投稿日時:2022年08月31日

    こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

     

    お待たせいたしました、7月から工事中だった第3駐車場の拡張工事が終了しました!駐車場が満車でたびたびご来院いただいた患者様にはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。新しい駐車場は11台分を確保し現在当院は51台(優先駐車場含む)が駐車可能となっております。

     

    第3駐車場は当院と道路を挟んで対面にあります。使用の際にはいくつか注意点があるのでここで紹介させていただきます。

     

    今回台数が増えたため駐車場奥に専用の出口を設置しました。使用する時は出口の道路が一方通行のため必ず左折するようにしてください。出口には「右折禁止」と表示してあるのでよろしくお願いします。

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    クリニック側から出庫する時は安全のため写真のようにカーブミラーを設置しました。こちらもぜひご利用ください。

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    一部のスペースで住宅側に向けて駐車する場所がありますがその際は前向き駐車でお願いします。こちらも該当駐車スペースには「前向駐車」の表示が出ておりますのでよろしくお願いいたします。

     

    なお当院の門前薬局である「かりん薬局」のある敷地ももちろん当院の駐車場ですので空いていれば駐車していただいて結構です。よろしくお願いいたします。

     

     

    ZO SKINの新製品やリニューアル商品について

    カテゴリ: 美容皮膚科

    投稿日時:2022年08月17日

    こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
    梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

     

    今日は、当院でも大人気のスキンケアブランド ZO SKIN<ゼオスキン>の新製品情報やリニューアル内容についてお知らせです🥰

     

    まずは、スキンブライセラム0.250.5の成分に「バクチオール」が追加されました。

    バクチオールは、スキンブライセラムに配合されている「レチノール」と同様のアンチエイジング作用(抗しわ、美白、ハリ改善など)をもたらしますが、

    レチノールのような赤みや皮めくれなどをおこしにくいという利点があります。

    レチノールよりはゆっくり効くことにはなります。

    もともと、肌を良い状態に保つためにスキンブライセラムは継続使用がお勧めの製品ですが、

    よりアンチエイジングに効果的なものが配合されたとのことで、期待しています!

     

    そして、スキンブライセラム1.0という新製品も登場します。

    9月入荷予定です!

    レチノールが1.0%配合なので、むけるのが苦手という方にはむいていませんが、

    0.5でもむけにくくなって、顔のくすみやシミの再発などが気になるような方には、おすすめです。

     

    次に、みんな大好き「デイリーPD」が、9月ごろからリニューアルされます。

    これまで低濃度のレチノールが配合されていたのですが、こちらが完全に無くなり

    代わりに「ZO-RRS2」「ZPOLY」成分が新配合されます。

    それぞれ、赤みや炎症を軽減したり、バリア機能を強化する目的の成分となります。

    どちらかというと、リニューアル後のデイリーPDは、

    その後につかうハイドロキノン、トレチノイン、高濃度のレチノール製品の副反応軽減が主な目的になりそうです。

    セラピューティックプログラムをする際には、使用がおすすめです。

     

    そして、まったくの新製品「イルミネーションAOXセラム」が登場!!

    こちらは、ゼオスキンのラインナップにいままでなかったタイプの美容液で、期待できます!

    光かがやくようなツヤのあるお肌に仕上げてくれる美容液です。

    成分的には、デイリーPDに近く、「ZOX12」という保護シールド(12時間かけてお肌を近赤外線や大気汚染から守る)を含有しているので、

    朝に、デイリーPDの代わりに使うことがおすすめです。

    1枚目が何もぬっていない手、2枚目がイルミネーションAOXセラムを塗った手です。

    ちょっとツヤがでて光かがやいていますよね。

     

     

     

     

     

    さらにさらに、「RCクリーム」もリニューアルされ、

    「ZCORE」成分が新配合されます。

    ゼオスキンで最も高い美容液である「ファーミングセラム」にも配合されている成分です。

    たるみを軽減させる成分が新配合されたことはとっても嬉しい!!

    もともとアンチエイジング成分のレチノールや保湿のセラミド・シアバターなども配合されているので、

    ゼオスキンの商品であれもこれも買って使うのは困難、という初心者様にもよさそうです。

     

    最後に、「RNクリーム」という新製品も登場!!

    こちらもレチノール配合のアンチエイジングクリームでありながら、

    ホホバエステルやグリセリンなどの成分によりバリア機能を回復させるクリームとなっております。

    RCクリームはこってりとした質感ですが、RNクリームはさっぱりとした使用感になります。

    残念ながら、たるみ軽減の成分は配合されていませんが😢

    にきびができやすい方、オイリーな肌の人、べたつきが苦手な方向けの締めのクリームとなるでしょう。

     

    私は、とにかく新製品をつかってみます!!

    まだ全国的にも従来品とリニューアル商品との移行期になっておりますので、従来品をご用意の商品もありますが、ご容赦ください。

    リニューアル後の料金もまったく変わりません。

    従来品が悪いわけではけしてございません。

    とくにスタッフからも、デイリーPDからレチノール成分が無くなってしまうことはショックとの声がありました😢

     

    リニューアル後の商品がどうしてもご希望という場合は、リニューアル商品入荷次第のご連絡をさせていただきますので、

    その旨をお伝えください。時期は未定となりますが、よろしくお願いいたします。

     

    では、最後まで読んでいただきありがとうございました💙

     

     

     

     

    とびひかも?と思ったら

    カテゴリ: 皮膚科

    投稿日時:2022年07月21日

    こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
    梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

     

    夏になると、おおくなるのが、「とびひ」の患者さんです。

    正確には「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」という疾患になります。

     

    大人になるととびひには通常なりにくいのですが、アトピー性皮膚炎のコントロールがうまくいっていない患者さんでは、

    大人になっても発症することがあります。

     

    多くは、乳児~小学校低学年前後の小さいお子さんです。

     

    虫さされやあせもなどの湿疹をステロイド外用剤で治療しているうちや、

    もしくは治療せずにでバリバリとかきむしっているうちに、

    どんどん発疹がふえてきたり、皮膚がめくれたようになった場合は、

    「とびひ」の可能性があります。

     

    その場合は、一般的にはとびひに対してはステロイド外用は中止しますが、

    アトピーがあってかゆみが強い部分などでは、部分的にステロイドも使用しつづけることもあります。

     

    とびひの治療としては、

    抗生剤の内服や外用をする

    亜鉛華軟膏をつけたガーゼやリント布や包帯で患部をしっかりと覆う

    お風呂では石鹸を使用してやさしく患部を洗い、シャワーでしっかりと洗い流す

    ことが大切です。

     

    ②が結構大事なポイントで、

    患部が物理的に覆われていないと、かきむしったところからの汁などがあちこちに付着して治療していてもどんどん広げてしまう恐れがあります。

     

    湯舟のお湯やプールの水で感染したりはしませんが、

    患部に直接触れることで、周りのひとへうつす可能性がありますので、

    きょうだいで同じタオルをつかったり、一緒にお風呂にはいることは避けたほうがよいです。

    残念ながら「とびひ」と言われている間は、プールはできません・・・・

     

    「とびひ」は皮膚症状が落ち着いてからも数日抗生剤を続けて、しっかりと治すことが大事です。

     

    ときどき、数週間後に再発する患者さんがいます。

    鼻腔のなかに保菌(菌をもっている)していることがあり、鼻水がでて荒れていたり、鼻をよくさわってしまうお子さんなどは

    再発しやすいので注意が必要です。

     

    最後にちょっとした余談です。

    私自身、1年じゅう、とくに下肢の肌が乾燥してかゆくなりやすい(重症ではないアトピーあり)です。

    いろいろなボディーソープをためしてきましたが、ついにこれは良いぞ、というものがありました。

    市販品の「コラージュフルフルD(乾燥肌・敏感肌用)液体石鹸」をドラッグストアで購入して使用。

    泡立ちはあまりよくないのですが、

    いままで使用してきたボディーソープのなかで一番乾燥しませんでした。

    固形石鹸もあるので、より肌への刺激をおさえたい方は固形もおすすめです。

    とびひの間は、いつものボディーソープもしみる可能性があります

    このような肌にやさしい石鹸の使用についてもぜひ検討してみてくださいね。

     

    では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

     

     

     

     

    帯状疱疹ってどんな病気?

    カテゴリ: 皮膚科

    投稿日時:2022年07月14日

    こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
    梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

     

    ちょうど1年前に、帯状疱疹の予防ワクチンである「シングリックス」について

    クリニックブログで紹介をしました。

    https://leo-clinic.jp/blog/614/

    80歳までに帯状疱疹を約3人に1人が発症するため、50歳を超えたら予防ワクチンを打つことが推奨されます。

     

    ところで、そもそも帯状疱疹とはどんな病気なのか??

    コロナ禍で帯状疱疹の患者数が増えているとのデータもあり、今回は帯状疱疹のことを書きます。

     

    皮膚科にはよく「帯状疱疹かどうか心配で来た」という方や、

    「痛みでほかの科でみてもらったが原因がわからず、発疹がでてきた」という方など

    たくさんいらっしゃいます。

    10代のお子さんでも発症することはあります

     

    帯状疱疹の原因となっているウイルスは、みずぼうそうと全く同じウイルス(VZV)です。

    小さいころに水痘(みずぼうそう)に罹患するとそのウイルスが、からだの神経節に潜んだ状態でおさえられています。

    しかし、疲労や病気やストレスなどで免疫力が低下すると、

    増殖したウイルスが神経節から暴れだして、その神経支配の領域にそって発症します。

     

     

     

     

     

    神経領域に沿って出てくるので、このように、からだの片側に発症することが通常です。

    ですが、ウイルス量が多く症状がひどいと、ほかの部位にも、数個散らばったような水疱ができることもあります。

     

    経過として多いのは、

    にぶい痛みやちくちくしたかゆみからはじまる

    赤みのある発疹ができる

    ③だんだん水疱や、めくれた状態になる

    かさぶたになってくる

    色素沈着をのこして発疹はなおる

    ⑥ひとによっては痛みがしばらく残ってしまう

     

    ①の時点で帯状疱疹と診断することもあれば、痛みの性状が典型的ではない場合②まで待つこともあります。

    だいたいの患者さんが②~③あたりで受診されることが多いです。

    皮疹がでていればたいてい診断はつけられます。

    そして、抗ウイルス剤の内服、外用、鎮痛剤などで加療していきます。

     

    注意してほしいのは、

    症状がひどく、高熱がでたり、頭痛があったり、食欲低下、重度の基礎疾患があったりする場合

    入院加療がのぞましいケースもあります。

     

    また、耳の神経領域では難聴やめまいをともなったり、目の神経領域では角結膜炎で視力低下などをおこしたり、

    陰部の領域では排尿障害が出たりなど、、

    合併症にも注意が必要です。

    その場合は、ステロイドなどの投与が必要になることもあります。

     

    痛みをともなう、片側性の発疹がでた場合は、帯状疱疹かも?と疑ってみてください。

    そして、けしてがまんせずに皮膚科を受診してください

    早めに抗ウイルス剤で治療開始したほうが、痛みも残りにくいです

     

    それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました☺

     

     

     

    美容施術なんでもランキング

    カテゴリ: 美容皮膚科 皮膚科

    投稿日時:2022年06月29日

    こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
    梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

     

    インスタは得意ではないので、最近がんばってブログを書いています~😝

     

    今日は当院の美容施術なんでもランキング!!(注:副院長しらべ)

     

    それぞれの内容やメリットやデメリットをこまかく書くととっても長くなるので、

    簡単なコメント以外はHPの内容などを確認していただけると幸いです💦

     

    まずは、シミ治療人気ランキング🥰

    第1位 シミ取り放題コース

    めちゃくちゃ取ります・・・Qスイッチレーザーを300~400発ぐらい打つことも。

    患者さんは、顔中テープだらけで帰ります😢

    第2位 レーザーフェイシャル単体

    ケアシスとのセットで数回やったのち、レーザーフェイシャル単体に移行していく方が多いです。

    シミだけでなく、顔脱毛にもなり、毛穴も縮小します✨

    第3位 ゼオスキンセラピューティック

    これはすごいとしか言いようがない化粧品です。私は、たぶん一生ついていきます✊

     

    つぎに、たるみ治療人気ランキング🌻

    第1位 レーザーシャワー

    お値段や施術時間の気軽さの面と、開院当初からある施術なので、1位です。

    ずっとつづけている方のお肌はハリがあります✨

    第2位 プロテージ・エリート

    これっておそらく、ダークホースだと思うんです。効果の実感がある方が8割、リピート率はすごいです。

    いつもがんばってくれている施術ナースが腱鞘炎にならないかと心配です💦

    第3位 リフテラV

    まだ導入して半年少したったところなので3位です。

    HIFUのなかでも比較的安価でできる施術であり、痛みも少ないけれど、

    小顔効果や皮膚のハリがでるとリピート率高いです🥰

     

    最後は、にきび・毛穴治療人気ランキング👶

    第1位 ケミカルピーリング

    塗って洗い流すだけなのですが、回数かさねるごとによくなっていきます。

    昔からエビデンスも高い治療で、美容というよりにきび治療として信頼度が高いです🥰

    第2位 レーザーフェイシャル

    炎症性にきびがある場合は、ちょっといったん荒れるよ!覚悟しな!っていう治し方になります💀

    膿んだ大きいにきびが多発してあるようなときケミカルピーリングより先にやる感じです。

    第3位 ダーマペン

    にきびというよりはにきびによる陥凹の治療や毛穴の開きによいです。

    ダーマペンは今後も対応できるメニューを追加していきたいと思っています。

     

    簡単ですが、ざっとこんな感じです。

     

    ですが、たぶん、当院で一番人気なのはレーザー脱毛です。

    Gentle MAX PROという755nmと1064nmという2波長搭載の脱毛レーザーを使用しており、

    色黒の方や、抜けが悪くなった場合でも、波長を変えて照射することが可能です。

    冷却ガスがレーザーと同時に噴霧されるため、ジェルをぬったりする必要もありません。

     

    これから夏にむけて、ワキや腕・すねなど、露出する部分の毛などが気になってきますよね!

    何歳から脱毛が可能か?というご質問をよくいただきますが、

    基本的には、生理がきていて周期が安定してから、とお答えしています。

     

    あと、介護脱毛といって、介護が必要になったときに備えてVIOを脱毛することも少し前から話題になっていますね。

    白い毛にはレーザーが反応できないので、VIOの毛が白髪になる前に、ご相談ください。

     

    では!最後まで読んでくださった方、ありがとうございました🥰

     

     

    多汗症の診断と治療について

    カテゴリ: 皮膚科

    投稿日時:2022年06月22日

    こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
    梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

     

    今日は「原発性多汗症」の診断と治療についてのお話です。

     

    実は、多汗症にも原発性続発性とあるのですが、

    原発性は、原因となるような病気がないのに「両側性」に多汗症の状態を言います。

    なので、まず、からだの片側だけ多汗症というひとは、腫瘍による神経の圧迫などが原因のこともあるので、画像検査などの精査が必要です。

    ほかにも、内分泌系の疾患などで多汗症となっている場合は、原因となっている病気を治療しないといけません。

     

    原因となる病気がない「原発性多汗症」の診断としては、

    以下の6症状のうち2つ以上あてはまっていれば、診断確定となります。

    ①最初に症状がでたのが25歳以下である

    ②対称性(両側性)に発汗がある

    ③睡眠中は発汗が止まっている

    ④1週間に1回以上の多汗のエピソードがある

    ⑤家族歴がある

    ⑥発汗過多により、日常生活に支障をきたしている

     

    さらに、治療にあたっては、重症度の判定(Hyperhidrosis disease severity scale:HDSS)が必要です。

    発汗がほとんど我慢できず、日常生活に頻繁に支障がある

    発汗が我慢できず、日常生活につねに支障がある

    このいずれかに該当するひとは、「重症の多汗症」と診断できます。

    簡単にいうと、止めようと思っても汗が勝手にでてきてしまい、

    汗ジミをきにして服選びに苦労したり、

    ペンやマウスが汗でしめってしまって困るような事態が、頻繁もしくはいつもおこっているような状態です。

     

    小学生のお子さんなどでは、重症ではなくとも、手足にうすい皮めくれがおこったり、

    診察時にみてみると、手のひら全体に汗をかいていて、

    話をよくきくとプリントが濡れて困るなどというエピソードもあったりします。

     

    当院では、治療として、2015年の原発性局所多汗症診療ガイドラインに沿って、

    手足ワキすべてにおいて、塩化アルミニウムローション(自費ですが安価です)を中心に治療してきました。

     

    ですが、この診療ガイドラインは、新しい外用剤の登場(抗コリン剤の外用薬)により、今後改定予定です。

    抗コリン剤外用薬は保険適応でもあり、重症のワキの多汗症に関しては治療の中心になってくると思われます。

     

    当院でも、あたらしい抗コリン剤の外用を処方しております。

    (いまのところ「重症」の「腋窩」多汗症だけの保険適応なのでご了承ください💦)

     

    2種類(エクロックゲル、ラピフォートワイプ)あります。

    どちらも効き目はとても良いです。

     

    エクロックゲルは、12歳以上から処方可能です。

    手をよごさずに塗ることができます。

    ゲル基剤なので、かぶれてしまう方がときどきいらっしゃいます。

    製薬会社がとても丁寧なサイトを作っております。詳しくは以下をご覧ください。

    https://wakiase-navi.jp/

     

    ラピフォートワイプは、9歳以上から処方可能です。

    1回分ずつ個包装のシート状のもので使いやすい反面、

    手についた薬剤をしっかり洗い流すことが大事です。

    こちらも製薬会社がわかりやすいサイトを作っております。

    https://www.maruho.co.jp/kanja/wakiase/

     

    手足の多汗症や、重症とまでいかない患者さんには、塩化アルミニウムローションも引き続きご案内しています。

    塩化アルミニウムローションも、正しい使い方をしてもらうと、効き目よいですよ!

    物理的に汗腺をふさいでいくものなので、効果がでるまで数日~2週間程度と少し時間がかかります。

    コツは、しっかりと汗をふいてから、丁寧に塗ること。

    寝る前などに(ひどいひとは朝も)汗をきちんと拭いてから、ガーゼやコットンにひたしてしっかりと丁寧につけてくださいね✨

     

    抗コリン内服薬(プロ・バンサイン)も処方しています。

    少ないですが、口渇や便秘になるなどの副作用がおこりえます。

    こちらも保険適応ですが、全身性多汗症の方で、慎重に適応を決めています。

     

    多汗症で、いままで人に相談できず困っていたという方は、ぜひお気軽に、相談してくださいね。

    お待ちしています。

     

     

     

     

     

    美容皮膚科の内容に関するお知らせ

    カテゴリ: 美容皮膚科

    投稿日時:2022年03月07日

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
    梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

     

    本日はいくつか美容皮膚科の内容で変更がありますのでお知らせいたします。

     

    1つめは、ダーマペンに関してです。

    現在、「鼻のみ」、「額のみ」など細かく部位を分けて施術メニューを組ませていただいており、

    患者さまからも部分的に受けられるクリニックを探していたと言っていただけて、こちらもうれしい思いです。

    しかし、コロナの影響もあるのでしょうか・・・輸入品の価格が上昇しており、

    「鼻のみ」または「額のみ」の場合に限り、(両方を合わせておこなっていただく場合は除外)

    これまで料金内で行っていた「鎮静パック」を別料金として設定させていただくこととなりました。

    鎮静パック1枚2200円(税込)で購入していただき、自宅で使用していただく形となります。

    鎮静クリームは施術後に料金内で塗布し帰宅していただけます。

    ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

     

    もうひとつは、肝斑内服セットのトラネキサム酸ですが、

    500㎎錠が現在入荷未定の状況です。

    1500㎎内服と比較した臨床論文で、1日750㎎内服で肝斑には有効という報告があり、

    入荷できる250㎎錠で、30日分90錠で同料金とさせていただきます。

     

    よろしくお願いいたします。

     

    美白クリームCyspera(シスペラ)入荷しました!

    カテゴリ: 美容皮膚科 皮膚科

    投稿日時:2022年01月12日

    新年あけましておめでとうございます🎍

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
    梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

    今年もどうぞよろしくお願いいたします⛄

     

    話題の美白クリーム「Cyspera(シスペラ)」をついに入荷しました👏

     

     

     

     

     

     

     

     

    簡単に3つの特徴をあげて説明しますと、

    ①ハイドロキノンでかぶれてしまう人でも使える

    ②1日15分塗って洗い流すというシンプルケアで済む(それ以外は通常通りのスキンケア)

    ③顔以外の、デリケートゾーンや、乳輪などからだにも使用可能

    です!

     

    その有効な美白成分の名前は「システアミン」といいます。

    必須アミノ酸「L‐システイン」の分解産物で、もともと人体(とくに母乳中)に存在する成分です。

    安全性も高く、長期間の使用にむいています。

    約50年前から、抗酸化作用や美白作用はすでに認められていたのですが、

    「とっても臭いがきつい」のと「すぐに酸化しやすい」ため、長らく製品化ができていなかったそうです。

     

    少しむずかしい話になりますが、「システアミン」には、メラニン合成の経路において複数の阻害効果があり、

    ☆肝斑 ☆シミ ☆そばかす ☆にきびあと ☆色素沈着 ☆黒ずみ

    など、さまざまな色素沈着のお悩みに適応があります。

    また、シスペラクリームには「ナイアシンアミド」という美白成分も配合されており、

    システアミンとの相乗効果によって、透明感ともちもちした肌の質感がえられるとの臨床結果があります。

     

    注意点としては、シスペラは「顔にあぶらが少しのこっている状態」で15分ぬる必要があります。

    洗顔直後に塗るものではない!ということです。

    ちょっとめんどくさいですよね~。。

    そのあたりの使い方のアドバイスも、生活スタイルに合わせてご提案します。

    推奨の使用サイクルは以下の通りです。1本で最初の16週間はもつ感じです。

     

     

     

     

     

     

     

    ※なお、小児・妊婦・授乳婦 は使用できません。

     

    そして、シスペラの最大にして唯一とも言ってよい欠点は、「やっぱり、におう」ということです。

    パーマ液っぽいにおいがします。。けして癒されるニオイではないと思います😢

    15分間ぬっている間はなかなかきついかもしれませんが、

    使用している方々は「だんだん慣れてくる」「効いてる感じがしていい」などとおっしゃいます。

     

    副作用は、発赤や乾燥、軽度の炎症以外に重大な有害事象の報告はありません。

    しかし化粧品ですので、ひどい敏感肌で赤みやかゆみが続くようであれば使用はできません。

     

    販売価格は1本35000円(税込)です。

     

    私も今月からさっそく使っていきます!

    レーザーやピーリングなどの施術と併用も可能です。

    ご興味があるかたは美容のカウンセリング予約をお願いします。

    入荷数がまだ少ないので、早く使ってみたいという方はお電話で在庫を確認のうえ、ご予約をお願いします。

     

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました❣

     

     

     

     

     

     

     

    開業3周年のご挨拶 

    投稿日時:2021年12月30日

    こんにちは!

    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

     

    今年当院は開院3周年を迎えました。当院は地域に寄り添い、患者様の不安や悩みに真摯に向き合い、適切な医療を提供するという目的をもって平成30年10月1日に開院しました。前日の内覧会には台風が直撃するというアクシデントがあり前途多難なスタートとなりましたが、大勢の患者様にご来院いただき、スタッフをはじめ大勢の方に支えていただき無事に3周年を迎えることができました。内覧会の件も今や「そんなこともあったね~」と笑い話になっています。

     

    開院してから当院は一貫して「患者様の話を聞き、体に触れて診察を行い、疾患の説明から治療方針、生活の注意点まで分かりやすく説明する」という診療スタイルを守ってまいりました。また患者様に対してはたとえ適切であっても一方的に治療を提供するのではなく、患者様の抱えている諸事情を考慮してその都度最適な治療を模索することも心掛けてまいりました。そしてこれからも当院は変わらずその方針を守っていくつもりです。

     

    3周年記念日には当院のスタッフからうれしいサプライズプレゼントがありました。

    医療は1人ではできません。医師、看護師、検査技師、理学療法士、看護助手から医療事務まで全員で背を支えあい連携して行うチーム作業です。副院長ともども背を支えてくれるスタッフに改めて感謝をして、患者様に安心安全な医療を提供する1つのチームとして、これからもスタッフ一丸となって頑張ってまいります。これからも梅森台レオ整形外科・ヒフ科をよろしくお願いいたします。

     

    当院でアトピーの治療薬「リンヴォック」「デュピクセント」いずれも投与できます

    カテゴリ: 皮膚科

    投稿日時:2021年12月01日

    こんにちは!
    名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
    梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

     

    今日は、難治性のアトピー性皮膚炎に保険適応となった、あたらしい内服薬「リンヴォック」をご紹介します。

     

    ここ数年でアトピー性皮膚炎の治療は、どんどん多様化・進化しています。

     

    以前にこのブログでも紹介したJAK阻害薬の外用剤「コレクチム軟膏」は、すべてのアトピーの患者さん、2歳以上で使えます。

    https://leo-clinic.jp/blog/453/

    ステロイドではないため、ステロイドによる副作用を考慮しなくてもよい点や、

    外用し続けることでバリア機能が回復してくることもわかっており、

    「コレクチムで調子がよい」という患者さんも多いです。

     

    注射薬「デュピクセント」は、免疫系にはたらきかけて「かゆみや炎症をおこす伝達物質」をおさえる抗体製剤です。

    当院はデュピクセントの治療も積極的に行っており、非常によく効く薬であることを実感しています。

    治療の適応があるかどうかは、皮膚科専門医による慎重な判断が必要ですので、おまかせください。

    採血やレントゲンなどの定期的な検査も基本的には不要なので、慣れてしまえば、2週間に1回、自宅で自己注射することで、

    保湿剤だけで大丈夫なほどに症状が改善する患者さんが多いです。

    しかし、デュピクセントは顔の症状に効きにくいという点が、デメリットとしてありました。

    難しい話をすると、「抗体製剤」はいつか効かなくなってしまう可能性や、

    一定期間中断後に再開するときにアレルギーを起こすリスクもあります。

     

    今年10月、アトピー性皮膚炎に保険適応となった、内服薬「リンヴォック」は、JAK阻害内服薬になります。

    こちらは、1日1回内服するだけ、というのが注射のデュピクセントに比べるとハードルが低くなります。

    そして、かゆみへの効果がデュピクセントよりも早く表れ、顔への効果も高いという臨床結果もあります。

    デメリットですが、導入前の検査として、採血・胸部レントゲンが最低限必要となっております。

    頻度は少ないものの血球減少などの免疫抑制の副作用のチェックのため、内服後も数か月おきの定期的な採血が必要になります。

     

    当院は皮膚科と整形外科が一緒のクリニックなので、「レントゲン」があります。

    なので、リンヴォック導入前の検査がすべて当院で完結できる、というメリットがあります。

    おおきい病院に検査だけ受けにいくという手間はかからないので、リンヴォックをぜひ検討してみたいという方はご相談ください。

     

    デュピクセントもリンヴォックも、まずは症状や基礎疾患などから適応があるかどうかを慎重に見極める必要があります。

    そして、どちらも高額な薬です。高額療養費制度の対象にもなっております。

    加入している健康保険に申請して認定証を交付されれば、窓口での支払い額を一体額までにおさえられる制度です。

    リンヴォックは12歳以上で保険適応となっているため、住んでいる地域によりますが子供の医療費助成制度の対象となっています。

     

    最後まで長々と読んでいただき、ありがとうございました

    アトピーがなかなかよくならないとお悩みの方はぜひご相談くださいね。

     

     

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