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梅森台レオ整形外科・ヒフ科
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コレクチム軟膏が小児にも処方可能となりました

カテゴリ: 皮膚科

投稿日時:2021年04月22日

こんにちは!
名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

 

以前のブログで、アトピー性皮膚炎の新しい外用薬「コレクチム軟膏」をご紹介させていただきました。

これまでは16歳以上の方にしか処方できなかったのですが、

このたび、「コレクチム軟膏0.5%」が「2歳以上のお子さん」にも保険での処方が可能となりました。

今後は、「コレクチム軟膏0.25%」も処方ができるようになる予定です。

 

アトピーの患者さまからは、「ステロイドをずっと塗っていてよいのか?」とよく質問をされます。
もちろん症状が改善してきているのに、強いステロイドをずっと塗っている必要はありません。

不適切に強いステロイドの長期的な外用によって、皮膚が菲薄化して薄い赤いペラペラの皮膚になってしまうこともあります。

 

なので、症状にあわせて、ステロイドを弱いものに切り替えたり、

週末だけ、荒れやすい部分に塗るなどの漸減方法など、その方の生活スタイルに合わせて変更をしていきます。

 

保湿は、アトピーの患者さんで低下している皮膚のバリア機能をおぎなってあげるために、基本的にはずっと使っていただくものです。

夏と冬では、使う保湿剤の剤形を変えてお勧めしています。

 

コレクチム軟膏やプロトピック軟膏は、ステロイドによって湿疹が落ち着いてきたところで、

ステロイドを使わずによい状態を維持したり、悪化を防ぐために、長期的に使用して安全なもの、と説明しています。

 

とびひやにきびの増悪やウイルス性発疹などの感染症が考えられる場合は、

まずは診察をうけていただき、一時的に中止することもあります。

 

コレクチム軟膏を使用してみたいアトピーの患者さまは、ぜひご相談くださいね。

 

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