新星・フォトフェイシャル導入しました✨
カテゴリ: 美容皮膚科
投稿日時:2022年09月07日
こんにちは!
名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。
長かった夏休みも終わり、たくさん浴びた紫外線や疲れをリセットする美容の秋がやってまいりました!
そして、ついに当院の美容皮膚科の機械のラインナップに、あらたに「フォトフェイシャル」が加わりました💙
強調したいことは、導入した機器はルミナス・ビー・ジャパン社製の🌈「Stellar M22 IPL system」🌈です。
フォトフェイシャルの治療機器としては、厚生労働省の薬事承認を取得している「M22」(2010年発売)という機械が有名ですが、
「Stellar M22」は2020年に新発売された進化機種となります。もちろん薬事承認も取得しています。
少し専門的な話でわかりにくいかもしれませんが説明させてください💦
フォトフェイシャルとは、IPL(Intens Pulsed Light)という「広域の光」を顔に照射していき、熱変性をおこして治療します。
広域な光によって、黒や赤や毛穴や深いところにと、複合的な効果が期待できます。ただし穏やかに改善する治療なので、回数が必要です。
いっぽう、レーザーは「単一波長」であり、熱破壊により、「黒なら黒」、「赤なら赤」にとくに強い効果を発揮しますが、
機械によって出る波長が決まっているので、複合的にとはいかないのです。
フォトフェイシャルの治療においては、フィルタを変えることで、患者さまの個々の肌の悩みに応じて一度に複合的な治療が可能です。
フィルタの種類によってどんなところに効くかは、このような感じ。
515nm | 560nm | 590nm | 615nm | 640nm | 695nm |
薄い色素病変
スポットのシミ |
フォトフェイシャル
全体的な色素病変 |
血管病変 | やさしい色素・血管病変 | 肝斑併発の色素病変
|
ディープヒーティング
(毛穴開き、しわ、たるみ) |
フィルターだけではなく、「Stellar M22」は、出力の調整や、パルス幅、パルス分割などをこまかく個別に設定できる(これがすごい!!)ので、
いままでのIPL治療とは違ったオーダーメイドの治療が実感していただけるのではないかと思います。
使うライトガイドの形状は以下のようになっており、
顔全体にまず大きいガイドであてていき、シミや赤みや毛穴の気になる部分を小さいガイドでフィルターを変えて重ね打ちをしていきます。
当院では、医師指示のもと1パス目の全体照射を看護師、2パス目の重ね打ちは医師が行い、局所の反応をよくみながら設定を調整します。
適応となる症例は、シミ、そばかす、くすみ、赤ら顔、毛細血管拡張、にきびあとの赤み、こじわ、毛穴開き、たるみなど。
なんども言いますが穏やかな治療なので、5回を1クールとして、月1回ごとにやっていただくことがおすすめです。
5回セット料金がお得なのは、「どうか5回やってみて実感してほしい。」という願いからです🌟
ちなみに、フォトフェイシャルでは、ボディ用メニューもご用意いたしましたが、
首、両前腕、デコルテ、背中の場合は、敏感な部位なので重ね打ちはせず、基本的には全体照射のみになります。
ダウンタイムは、レーザー治療とは異なり、ほとんどありませんが、
濃いシミなどは1週間程度かさぶたになってはがれおちることがありえます。テープ保護は通常必要ありません。
痛みについては、接触クーリング機能(ライトガイドが冷えています)があるのですが、
打たれるたびにチリッとした痛みが少しあります。
副作用は、ごくまれですが一般的には、
色素沈着(施術後日焼けがあった場合など)、色素脱失(強くうちすぎた場合など)、
一時的なかゆみや赤み、太い血管をうった場合は紫斑、やけどなどが起こりうるとされています。
注意していただきたいのは、
濃いシミや脱毛に対しては、やはりレーザーが良い適応となります!
なんでもかんでもフォトフェイシャルをおすすめするわけではありません。
たるみだったら、リフテラやプロテージがやっぱり推しです!
にきびや毛穴治療だったら、ケミピやハイドラ、ダーマペンだってありますし!
どのくらいの金額で、どのくらいの時間をかけたいのか、いろいろ人によって違います。
自分がフォトフェイシャルに適しているかどうか迷われている方はどうぞお気軽にカウンセリングでご相談くださいね。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!