ドクターブログ

梅森台レオ整形外科・ヒフ科
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祝 仙台育英優勝!

カテゴリ: リハビリ 整形外科

投稿日時:2022年08月23日

こんにちは!

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

 

第104回全国高等学校野球選手権大会が無事終わりました。仙台育英高校が東北勢初の優勝を果たし、ついに東北6県の100年越しの悲願、「白河越え」が達成されました!仙台育英高校の皆さん、宮城県の皆さん、そして東北地方の皆さん本当におめでとうございます。私も出身は名古屋ですが大学時代から福島県に10年間住んでいて東北は思い出深い土地なので今回の優勝は本当にうれしいです。きっと地元の方たちは喜びもひとしおでしょう。東北は人と人の結束が固く、地域の絆が強い地方です。今までも決勝に勝ち上がった東北のチームは地元のみなならず東北6県から応援され期待を一身に背負うことになるので、ひょっとしてそのプレッシャーで今まで優勝できなかったという可能性も…

 

それはともかく今回の仙台育英高校は投手の選手層がとにかく厚く、140km以上を投げれる強力なピッチャーを5人もそろえています。継投で肘や肩に負担をかけることなく地方大会から投手陣の負担をかけることなく勝ち上がれたのが今回の優勝の最大の要因でしょう。一人のエースピッチャーに頼る戦い方は選手の負担がたまり故障につながりやすくなります。加えてこの猛暑、疲労がさらにたまりフォームも崩しやすく、より肩や肘を壊しやすいのです。

 

未成年期は身体がまだ発展途上で、骨の成長に筋肉の成長が追いついていないことによっておこるトラブルや関節に過剰な負担がたまり関節のクッションである軟骨に損傷をきたし痛みを引き起こすこともあります。成長期特有のスポーツ障害で悩んでいらっしゃる方も多いと思います。

当院では今年の4月から「肩、ひじ、スポーツ外来」を立ち上げました。名古屋市立大学の専門グループと連携をとり定期的に専門の医師を招いて外来を開いています。スポーツでのフォームのアドバイスや自宅でのストレッチ指導、テーピング指導、リハビリテーションで痛んでいる筋肉や関節のケアも積極的に行っています。また最新の拡散型衝撃波治療機器もそろえて保険適応で施術を行っています。

スポーツ障害に限らず、また年齢層に限らず、肩や肘のしつこい痛み、障害に悩まされている方をより専門的に診療しております。受診を希望される方はまず院長である私の外来を受診していただき、必要な問診、必要な検査を行い改めて専門外来の予約を取らせていただくというシステムです。肩やひじの痛みは長引きやすく、特に肩の痛みは夜の睡眠にも影響することが多々あります。お困りの方は是非一度専門外来をご利用ください。

 

スポーツは人生を明るく楽しいものにしてくれます。大勢の仲間やライバルにも出会えます。自分を成長させてくれます。特に若い方にはスポーツを怪我無く楽しみ、また今回の仙台育英の選手の皆さんのように自分の限界に挑戦してそれを乗り越える喜びを味わってほしいものです。

 

 

 

 

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