ドクターブログ

梅森台レオ整形外科・ヒフ科
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骨密度を測りましょう

投稿日時:2018年12月15日

こんばんは

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科 院長の大口怜央です。

 

今日は当院に導入されている骨密度測定器についてご紹介します。骨密度とは骨の強さを示す数値です。骨が弱くなり骨折しやすくなる疾患の「骨粗鬆症」で低下しやすく、しばしばその診断に利用されます。特に女性は閉経とともに女性ホルモンであるエストロゲンが低下し、骨の強度が落ちてきて骨粗鬆症になりやすいのです。60歳以上の方は是非検診を受けることをお勧めします。

骨密度測定器は骨粗鬆症の診断において必須の機械と言えるでしょう。しかししばしば使われるのは手や踵の骨密度を測定する簡易タイプの骨密度測定器であることが多く、誤差が出やすいので正確な数値が出ません。骨密度は大腿骨や腰椎が一番正確に測れると言われており、当院ではその最新式の機械を導入しております。

 

 

検査にかかる時間は数分で、もちろん痛みもなく放射線被ばく量もごくごくわずかという「優れもの」です。骨粗鬆症は痛みなどの自覚症状がなく進行していき、転倒骨折してはじめて診断されることが多い疾患です。骨折をすれば当然痛い思いをして、時には手術、リハビリが必要になり日常生活が大きく障害されるので、そうなる前に診断をつけ治療に入らなければなりません。「転倒・骨折」は「脳卒中」、「認知症」などと並び介護必要度ランキングの上位に入っております。

当院では数値の良い方には運動や食事などの生活指導を行い、数値が悪い方にはその方の年齢や持病、お体の状態に合わせた適切な治療を行っております。自立して楽しい生活を送るためにも是非一度当院の骨密度検査を受けてみてください。

 

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