ドクターブログ

梅森台レオ整形外科・ヒフ科
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全日本学生テニス選手権大会 大会ドクター

投稿日時:2025年08月27日

こんにちは!

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

 

8/27に三重県四日市テニスセンターにて行われている男子93回・女子69回全日本学生テニス選手権大会の大会ドクターを拝命したので行ってきました。全国の大学生が集結して日本一を決める、いわゆる「インカレ」ですね。今年は8月25日-31日で開催されており全国の予選を勝ち抜いてきた強者が集いトーナメント戦が行われます。

硬式のテニスはあまり経験はありませんが、特にシングルの試合は時間も長くセット数も多く、激しい打ち合いと長い時間戦い続ける体力、そして一人で戦い続けなければならない精神力が必要となる激しい競技です。屋外コート以外にも屋根付きのコートもありますが炎天下の中の競技で足をつる方が続出しているようで、暑さ指数が一定の基準を越す時間帯は屋外コートの試合禁止となるヒートルールが適応されています。そのため日中の中断を余儀なくされ、なんと毎日夜21時まで競技が続くことになり選手も運営のスタッフも遅くまで大変そうでしたね。

 

厳格な大会運営と選手の熱中症予防対策の徹底により27日は幸い重傷者や負傷棄権となる方は出ませんでした!日中に一度雨が降り気温が下がったのが良かったのかも知れません。その分競技の運営に影響は出ていましたが…

 

この選手達の中から将来錦織圭さんのように世界の舞台で戦うプロテニスプレーヤーが生まれる可能性があると思うとわくわくしますね。残りの大会の支障ない運営と選手の皆さんの健闘を祈ります!

今年は特に暑い日が続いています。皆さんも熱中症にはこれからも十分気をつけましょう。

 

 

 

隣にあるドームコートでは中学生のソフトテニスの全国大会も開かれていました

 

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高齢者スポーツ講演会

投稿日時:2025年08月15日

こんにちは!

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

 

毎日暑い日が続きますね。私が子供のころは真夏日といえば36℃くらいがピークでしたが今では日本各地で40℃を超えるというニュースが当たり前のように流れています。子供達もなかなか外の公園で遊ぶこともできずにかわいそうですね。

先日日進市、長久手市、豊明市、東郷町のスポーツ推進委員の方々に講演会でお話をする機会をいただきました。スポーツ推進委員の方々は自治体のスポーツ普及、振興を目的として各種事業を企画運営を行っています。今回は「高齢者のスポーツにおける注意点」をテーマにお話ししました。

 

少子高齢化を背景に今日本では高齢者の数が増え続け65歳以上の方が占める高齢化率はすでに30%に達し先進国の中でも極めて高い数値になっています。しかもまだまだ上昇傾向、40%に達するのも時間の問題といえます。そのため健康で自立した生活を営むことができる「健康寿命」も併せて高めていく必要があります。誰だって寝たきりは嫌ですからね!スポーツは体力を高め、体の筋力の衰えを防ぎ、病気を未然に防ぐ効果があります。健康寿命を高めるためにも是非自分のあったスポーツを見つけ楽しく安全に体を鍛えていただきたいものです。

 

しかし高齢者は十分な管理や準備を怠ると転倒→骨折のリスク、持病の悪化のリスク、体調の急な悪化のリスクがあります。今回の講演会ではこのリスクの詳細や対策について講演を行いました。スポーツ推進委員の方々には熱心に話を聞いていただき質問も多数していただき大変充実した講演会となりました。ありがとうございました。

 

 

まだまだ暑い日が続きます。今はまだ外に出ると危険ですが、涼しくなったらぜひ積極的にスポーツ活動を行っていただきたいですね。

 

 

 

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職員総会

投稿日時:2025年04月06日

こんにちは!

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

 

4月に入って徐々に温かくなって桜の季節になりました。新年度を迎え子供たちは入学や新学期に向けて期待に胸を膨らませていることでしょう。

当院も先日スタッフを全員集めて新年度スタートのための総会を開きました。開院して6年以上たち、改めて当院の理念である「患者様の気持ちに寄り添った医療」という医療人としての心構えを再確認しました。また今後のクリニックの進化のための課題、取り組みも話しました。医療業界では今物価高や薬などの資源不足、人手不足の波が押し寄せています。またマイナ保険証や電子処方箋など医療のデジタル化も今後進んでいくことになります。クリニックとしてもこの変革の時代の波に負けず、患者様のためにも決して医療の質を落とさず、院長、副院長、職員がこのクリニックの理念のもとに一丸となってさらなるレベルアップに取り組んでいく所存です!

 

当院では今年からリハビリ室と美容エリアに新しい医療機器を導入しました。また4月からは新しいスタッフも増えました。クリニックのさらなる進化にご期待ください!

新年度も皆様にとって良い一年となりますように祈っております!

 

 

また4月20日の日曜日には恒例の春の朝市も開かれます。ちなみに今年は当院も参加して体組成機器InBodyの無料測定会を開きます。全身の筋肉量やバランス、体脂肪量、子供は成長曲線も出すことができます。直にHPに案内が載りますので皆様是非遊びに来てください。

 

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第8回愛知池駅伝開催

カテゴリ: 整形外科

投稿日時:2025年02月17日

こんにちは!

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

 

2月16日に日進市の愛知池にて「第8回愛知池駅伝」が開催されました。今年は日進市の市制30周年でもあり、記念事業も兼ねているそうです。参加チームは小学生、中学生、高校生、一般の部まであり市内、市外から総計101チームが参加する大きな大会です。私も大会ドクターとして参加し、微力ながら運営に協力させていただきました。

 

大会当日は朝は雨でしたが大会開催時間には無事晴れ上がりました。極端に寒いわけでもなく風もなくちょうど良い気候だったのではないでしょうか。日進市長さん、愛知県議会委員の先生の挨拶をいただきいよいよ大会スタート、最初は小学生の部でしたが各チームの力強い走りに日本陸上界の明るい未来を感じました。続いて中学生、高校生、一般の部が始まりました。同時スタートとなるため参加チームも多く、スタート前は空気が張りつめていて迫力がありましたね。

どうしても整形外科医という職業柄選手の体型、筋力の付き方に目がいってしまいますが、長距離走者独特の体の仕上がりに思わずため息が出てしまいました。長距離の走破に必要な四肢の筋肉の付き方、全身のバランス、走行フォーム、足のスライド、どれをとっても素晴らしかったですね。加えて駅伝は仲間でたすきをつなぐという醍醐味もあり、チームの応援、盛り上がり、走り切った選手たちのやりきった表情がとても印象的でした。

 

マニアックな話になってしまいましたが大きなけが人を出すこともなく無事運営は終了し大会は大成功で終了となりました。選手の皆様、関係者の皆様、本当にお疲れさまでした!

 

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院長の解説シリーズ② 骨粗しょう症で起こる骨折 -大腿骨頚部骨折-

投稿日時:2025年02月11日

こんにちは!

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

 

前回は「骨粗しょう症とはなにか?」について解説しました。今回からは骨粗しょう症によって起こる骨折について一つずつ解説したいと思います。

 

骨粗しょう症によって起こる骨折で頻度の高いものには主に4つありますが、中でも特に未然に防ぎたいのが「大腿骨頚部骨折」です。

大腿骨頚部骨折とは太ももの骨の股関節の部分が骨折した状態です。しりもちをついた時に骨折が起こりやすく、痛みのため歩行が難しいためしばしば救急車で病院に搬送されることになります。今回はこの大腿骨頚部骨折について解説いたします。

 

 

高齢者は足の筋力が低下していたり運動機能が低下しているのでしばしば転倒し骨折してしまいます。気を付けていても小さな段差につまづいたり、椅子から滑り落ちたりします。

この骨折の有無はほぼレントゲンで分かりますが、時々小さなヒビくらいだとCTやMRIなどの精密検査をしないと診断がつかないこともあります。時には痛みが軽いケースもあり、歩行が可能であったりするので「痛いけど歩けるから大丈夫だろう」と安心せず、診断のために専門の整形外科医の診察を受けることをおすすめします。

骨折した場合、たとえヒビであっても持病や全身状態が悪くない限りは基本的には手術治療を行います。それもできるだけ早期に行います。手術が遅れると肺炎を起こしたり膀胱炎を起こし手術のタイミングがどんどん遅れてしまいます。骨折して病院を受診したその日のうちにすぐ手術を行うことも決して珍しくありません。

手術は骨折する場所の違いによって骨をつなげる「骨接合術」を行うか、骨を取り出して金属に替える「人口骨頭置換術」を行います。下の写真は後者の「人口骨頭置換術」になります。骨折した骨を取り出して金属に置き換える手術です。

 

術後はとにかく早くリハビリを行います。驚く方も多いですが翌日からすぐにリハビリを行います。座る練習や車いすに移る練習、可能であれば歩行する練習まで、とにかく早くリハビリをすすめて早くベッドから離れることが重要です。そうすることによって筋力、体力の低下を防ぎ、肺炎などの合併症を防ぎ、歩行能力の低下を防ぐことができるのです。

高齢の方は肺炎などの合併症を起こすと命の危険があります また長時間病院のベッドにいると認知症が進行することもあります。繰り返しますが骨折したら、早く手術をして早くリハビリして早くベッドから離れることが重要なのです。

しかし例え手術しても歩行能力の低下や生活レベルの低下はかなり高い確率で起こります。歩行に杖が必要になったり寝たきりになることもあります。

大腿骨頚部骨折は骨粗しょう症によって起こる骨折の中でも特に防ぎたい骨折といえます。

骨粗しょう症と診断されたら早めに治療を行いこの骨折を未然に防ぐことが重要です。

 

当院では骨粗しょう症認定医の資格をもつ私が患者さんの骨の強さや転倒リスク、骨折リスク、生活背景、持病、家族歴まで考慮して最適な治療を提案しています。火曜日と金曜日は骨粗しょう症外来の予約をとることもできます。気になる方は是非一度当院にご相談ください。骨折を予防して「自分のことは自分でやる」自立した生活を送れるように頑張りましょう!

 

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