ドクターブログ

梅森台レオ整形外科・ヒフ科
ドクターブログです

ボトックス治療をはじめます

カテゴリ: 美容皮膚科 皮膚科

投稿日時:2023年02月08日

こんにちは!

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

 

ついに当院でもボトックス治療をはじめます👏👏

 

患者さんから「ボトックスはやらないのですか?」と聞かれるたびに、

「顔へ打つ注射は副作用が怖いので、いまのところやる予定はないんですよ」とお答えしていました。

 

ですが、いつかやれるように、1年前からボトックスビスタ®の施術医資格をとって、学会などで勉強を重ねてきました。

今年も施術医資格を更新しました。

 

それでも躊躇していた私が、

よし、やってやろう!!という気になった、一番のきっかけはですね・・・

非常に信頼している勤勉で真面目な友人(女医)が、ご主人の眉間にボトックスを打ったところ、

「眉間にしわ寄せたイラっとしている顔を見なくてすむから、すごくよかった!」と笑

それは素晴らしい!!それは、いま!すぐに!やらなくては!!!!!と思いたちました✊

自分自身も気が付くと、眉間にしわを寄せていることがあります💦

多くの人が、きっといろいろな場面で「ムっ」としたり「イラっ」としたり「モヤっ」としたりして、

眉間のしわが徐々に刻まれていっているのではないでしょうか。

深~くきざまれてしまう前に、ボトックス治療をして、多くの人が穏やかな表情になればいいなと強く思いました。

 

当院で使用する薬剤は、厚生労働省が唯一、眉間と目じりのしわ治療に適応の承認をしている、ボトックスビスタ®です。

承認薬のメリットは、ボツリヌス菌の精製方法や使用実績、臨床的な結果、薬剤の管理方法などの、安全性です。

 

 

 

 

 

 

 

そのほか、3月からは価格重視の方向けに、韓国製BTSA9を準備しています。

(韓国製を希望のかたは3月以降の施術予約をお取りください。)

 

重度の原発性腋窩多汗症に保険適応である、ボトックス®の施術資格も取得いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

重度の症状の定義がありますので、こちらは保険診療でまずはご相談ください。

重度でない場合も、自費で多汗症のボトックス治療をすることは可能です。

これもやはり、別の友人の

「ボトックスやったら全然ワキの汗をかかなくなって本当にやって良かった」との実際の意見を聞いて

そんなに喜ばれる施術ならぜひやりたい!と決意した次第です。

 

さて、ここからは、ボトックス治療とはそもそも何か?ということを書かせていただきます。

ボツリヌストキシン(以下BTX)A型を使用した治療のことを言います。

※正確にはボトックス®やボトックスビスタ®はアメリカのアラガン社の登録商品名であり、両者の成分は全く同じです。

 

BTXは、

①グラム陰性桿菌であるクロストリジウム・ボツリヌムから産生される神経毒 であり、

神経と筋肉の接合部でのアセチルコリンの放出を阻害 して、

筋肉を麻痺させる

 

ものであります。

 

大事なことは、BTXの作用は、可逆的なものであり、永久的に続くものではない、ということです。

つまり、あらたに、神経筋接合部が形成されることにより、次第に作用は消えてしまうのです

これは、良い方向にとらえると、副作用が出たとしても時間がたつと元に戻るということです。

 

施術にあたっては、顔面の解剖学的知識が必要であることはもちろんのこと、

①まずはその人の顔のしわの深さのグレード(重症度)

②その原因となっている筋肉の太さや量

③BTXに対する感受性(効果のでやすさ)

によって、打つ量(単位)や打つ場所を調整する必要があります。

 

とくに③に関しては、施術前にはわからないことなので、

初めてBTXを打つ場合は、最小量から始めるのがより安全です。

 

BTXをこれまでにたくさん打っている患者さんの場合は、効きにくく感じる場合もあるかもしれません。

効果が明らかに足りないという場合は、1か月後の再診時に、追加で少量の単位を打たせていただきます。

 

最後に、「中和抗体」と「遅延型アレルギー反応」についてお話します。

「中和抗体」とは、BTXが効きにくくなってしまう抗体を言います。

産生される確率はかなり低いと言われていますが、

1回あたりの投与量が多かったり、高頻度で投与されていると、そのリスクが高くなります。

重度の原発性腋窩多汗症では1回に両ワキで合計100単位打つため、投与量が多いと言えます。

「遅延型アレルギー反応」は、繰り返し打っているうちに、注射内の成分に対してアレルギーをもってしまい、

投与後に、注射部位に紅斑が出たりする反応を言います。

 

以上のリスクを考えると、

一度にたくさんの量を打ちすぎない

頻回に打たない(適切な間隔で)

ということを当院では厳しく守っていきたいと思っています。

 

安全のため、以下にあてはまる方は、BTXが打てません。

65歳以上、妊娠中、妊活中(投与後避妊が必要)、授乳中、筋肉の病気がある方、

筋弛緩剤、抗生物質投与中、

アナフィラキシーの既往、注射製剤でアレルギーをおこしたことがある方、

喘息や慢性的な呼吸器疾患がある方、緑内障などで治療中の方

2週間以内にアスピリンや解熱剤を使用した方

 

2月16日(木)からボトックスビスタは施術開始となります。

ご希望の方は、診療時間内にお電話またはご来院時にご相談ください。

韓国製希望のかたは、3月以降のご予約をお願いいたします。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました💙

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医療事務さん勉強会

投稿日時:2022年10月31日

こんにちは!

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

先日当院にて医療事務さんの勉強会が開催されました。

医療事務さんは患者さんの受付業務、診療報酬を請求するためのレセプト業務、クリニックの会計から電話対応までクリニックの要となるお仕事をしていただいております。特に当院の特色として整形外科と皮膚科の二つの科があり、単純に考えれば通常の単科のクリニックよりも業務量は2倍となるわけで、おまけに美容もやっているので業務の複雑さは他のクリニックとは比較になりません。

しかしそれでも当院の医療事務さんは文句ひとつ言わず必死に勉強してついてきてくれています。本当に感謝しかありません。いつもありがとうございます!

 

さて今回は受付での患者さんとの細かい対応の仕方についてプロの講師をお招きして講義していただきました。クリニックに来院される患者さんは体の具合が悪かったり心にストレスを抱えて来院されます。必然的に飲食店などの接客業とは異なる医療機関としての独自の対応が求められます。講師の方には受付業務の心構えから声のトーンや言葉遣いなどの細かい点、さらにはケースに沿った実践的なアドバイス、ディスカッションもしていただきました。

 

自分のモットーは「患者さんの心に寄り添った医療」です当院の職員さんにもこのモットーに従って業務を行っていただいております。自分を含めて職員一人一人が高い志をもって日々研鑽を積み、さらに患者さんに満足していただけるクリニックを目指して今後

も頑張ってまいります。

これからも梅森台レオ整形外科・ヒフ科をよろしくお願いいたします。

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新星・フォトフェイシャル導入しました✨

カテゴリ: 美容皮膚科

投稿日時:2022年09月07日

こんにちは!

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

 

長かった夏休みも終わり、たくさん浴びた紫外線や疲れをリセットする美容の秋がやってまいりました!

そして、ついに当院の美容皮膚科の機械のラインナップに、あらたに「フォトフェイシャル」が加わりました💙

 

強調したいことは、導入した機器はルミナス・ビー・ジャパン社製の🌈「Stellar M22 IPL system」🌈です。

 

フォトフェイシャルの治療機器としては、厚生労働省の薬事承認を取得している「M22」(2010年発売)という機械が有名ですが、

「Stellar M22」は2020年に新発売された進化機種となります。もちろん薬事承認も取得しています。

 

少し専門的な話でわかりにくいかもしれませんが説明させてください💦

フォトフェイシャルとは、IPL(Intens Pulsed Light)という「広域の光」を顔に照射していき、熱変性をおこして治療します。

広域な光によって、黒や赤や毛穴や深いところにと、複合的な効果が期待できます。ただし穏やかに改善する治療なので、回数が必要です。

いっぽう、レーザーは「単一波長」であり、熱破壊により、「黒なら黒」、「赤なら赤」にとくに強い効果を発揮しますが、

機械によって出る波長が決まっているので、複合的にとはいかないのです。

 

フォトフェイシャルの治療においては、フィルタを変えることで、患者さまの個々の肌の悩みに応じて一度に複合的な治療が可能です。

フィルタの種類によってどんなところに効くかは、このような感じ。

515nm 560nm 590nm 615nm 640nm 695nm
薄い色素病変

スポットのシミ

フォトフェイシャル

全体的な色素病変

血管病変 やさしい色素・血管病変 肝斑併発の色素病変

 

ディープヒーティング

(毛穴開き、しわ、たるみ)

フィルターだけではなく、「Stellar M22」は、出力の調整や、パルス幅、パルス分割などをこまかく個別に設定できるこれがすごい!!)ので、

いままでのIPL治療とは違ったオーダーメイドの治療が実感していただけるのではないかと思います。

使うライトガイドの形状は以下のようになっており、

顔全体にまず大きいガイドであてていき、シミや赤みや毛穴の気になる部分を小さいガイドでフィルターを変えて重ね打ちをしていきます。

 

当院では、医師指示のもと1パス目の全体照射を看護師、2パス目の重ね打ちは医師が行い、局所の反応をよくみながら設定を調整します。

適応となる症例は、シミ、そばかす、くすみ、赤ら顔、毛細血管拡張、にきびあとの赤み、こじわ、毛穴開き、たるみなど。

 

なんども言いますが穏やかな治療なので、5回を1クールとして、月1回ごとにやっていただくことがおすすめです。

5回セット料金がお得なのは、「どうか5回やってみて実感してほしい。」という願いからです🌟

 

ちなみに、フォトフェイシャルでは、ボディ用メニューもご用意いたしましたが、

首、両前腕、デコルテ、背中の場合は、敏感な部位なので重ね打ちはせず、基本的には全体照射のみになります。

 

ダウンタイムは、レーザー治療とは異なり、ほとんどありませんが、

濃いシミなどは1週間程度かさぶたになってはがれおちることがありえます。テープ保護は通常必要ありません。

痛みについては、接触クーリング機能(ライトガイドが冷えています)があるのですが、

打たれるたびにチリッとした痛みが少しあります

 

副作用は、ごくまれですが一般的には、

色素沈着(施術後日焼けがあった場合など)、色素脱失(強くうちすぎた場合など)、

一時的なかゆみや赤み、太い血管をうった場合は紫斑、やけどなどが起こりうるとされています。

 

注意していただきたいのは、

濃いシミ脱毛に対しては、やはりレーザーが良い適応となります!

なんでもかんでもフォトフェイシャルをおすすめするわけではありません。

たるみだったら、リフテラやプロテージがやっぱり推しです!

にきびや毛穴治療だったら、ケミピやハイドラ、ダーマペンだってありますし!

どのくらいの金額で、どのくらいの時間をかけたいのか、いろいろ人によって違います。

自分がフォトフェイシャルに適しているかどうか迷われている方はどうぞお気軽にカウンセリングでご相談くださいね。

 

それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3駐車場拡張工事終了しました

投稿日時:2022年08月31日

こんにちは!

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

 

お待たせいたしました、7月から工事中だった第3駐車場の拡張工事が終了しました!駐車場が満車でたびたびご来院いただいた患者様にはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。新しい駐車場は11台分を確保し現在当院は51台(優先駐車場含む)が駐車可能となっております。

 

第3駐車場は当院と道路を挟んで対面にあります。使用の際にはいくつか注意点があるのでここで紹介させていただきます。

 

今回台数が増えたため駐車場奥に専用の出口を設置しました。使用する時は出口の道路が一方通行のため必ず左折するようにしてください。出口には「右折禁止」と表示してあるのでよろしくお願いします。

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クリニック側から出庫する時は安全のため写真のようにカーブミラーを設置しました。こちらもぜひご利用ください。

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一部のスペースで住宅側に向けて駐車する場所がありますがその際は前向き駐車でお願いします。こちらも該当駐車スペースには「前向駐車」の表示が出ておりますのでよろしくお願いいたします。

 

なお当院の門前薬局である「かりん薬局」のある敷地ももちろん当院の駐車場ですので空いていれば駐車していただいて結構です。よろしくお願いいたします。

 

 

祝 仙台育英優勝!

カテゴリ: リハビリ 整形外科

投稿日時:2022年08月23日

こんにちは!

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

 

第104回全国高等学校野球選手権大会が無事終わりました。仙台育英高校が東北勢初の優勝を果たし、ついに東北6県の100年越しの悲願、「白河越え」が達成されました!仙台育英高校の皆さん、宮城県の皆さん、そして東北地方の皆さん本当におめでとうございます。私も出身は名古屋ですが大学時代から福島県に10年間住んでいて東北は思い出深い土地なので今回の優勝は本当にうれしいです。きっと地元の方たちは喜びもひとしおでしょう。東北は人と人の結束が固く、地域の絆が強い地方です。今までも決勝に勝ち上がった東北のチームは地元のみなならず東北6県から応援され期待を一身に背負うことになるので、ひょっとしてそのプレッシャーで今まで優勝できなかったという可能性も…

 

それはともかく今回の仙台育英高校は投手の選手層がとにかく厚く、140km以上を投げれる強力なピッチャーを5人もそろえています。継投で肘や肩に負担をかけることなく地方大会から投手陣の負担をかけることなく勝ち上がれたのが今回の優勝の最大の要因でしょう。一人のエースピッチャーに頼る戦い方は選手の負担がたまり故障につながりやすくなります。加えてこの猛暑、疲労がさらにたまりフォームも崩しやすく、より肩や肘を壊しやすいのです。

 

未成年期は身体がまだ発展途上で、骨の成長に筋肉の成長が追いついていないことによっておこるトラブルや関節に過剰な負担がたまり関節のクッションである軟骨に損傷をきたし痛みを引き起こすこともあります。成長期特有のスポーツ障害で悩んでいらっしゃる方も多いと思います。

当院では今年の4月から「肩、ひじ、スポーツ外来」を立ち上げました。名古屋市立大学の専門グループと連携をとり定期的に専門の医師を招いて外来を開いています。スポーツでのフォームのアドバイスや自宅でのストレッチ指導、テーピング指導、リハビリテーションで痛んでいる筋肉や関節のケアも積極的に行っています。また最新の拡散型衝撃波治療機器もそろえて保険適応で施術を行っています。

スポーツ障害に限らず、また年齢層に限らず、肩や肘のしつこい痛み、障害に悩まされている方をより専門的に診療しております。受診を希望される方はまず院長である私の外来を受診していただき、必要な問診、必要な検査を行い改めて専門外来の予約を取らせていただくというシステムです。肩やひじの痛みは長引きやすく、特に肩の痛みは夜の睡眠にも影響することが多々あります。お困りの方は是非一度専門外来をご利用ください。

 

スポーツは人生を明るく楽しいものにしてくれます。大勢の仲間やライバルにも出会えます。自分を成長させてくれます。特に若い方にはスポーツを怪我無く楽しみ、また今回の仙台育英の選手の皆さんのように自分の限界に挑戦してそれを乗り越える喜びを味わってほしいものです。

 

 

 

 

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