ドクターブログ

梅森台レオ整形外科・ヒフ科
ドクターブログです

体外衝撃波治療器が導入されました

投稿日時:2021年09月19日

こんにちは!

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リウマチ科、リハビリ科、皮膚科、美容皮膚科のクリニック、

梅森台レオ整形外科・ヒフ科の院長の大口怜央です。

 

まだまだコロナウイルスが猛威を振るう昨今ですが、クリニックの感染対策を万全にし、かつ体力と免疫力が落ちないように自分の体調コントロールもしっかり行いながら日々診療をすすめております。

 

さて当院では9月よりBTL JAPAN製の体外衝撃波治療器を導入しました。これは圧縮空気を利用して金属を高速で動かし、生じる衝撃波を患部に照射するという器械です。痛みの伝達物質を破壊し、また組織の再生を促し患部の痛みを回復します。特に有効なのは踵に強い痛みを感じる足底筋膜炎、肘の使いすぎで発症するテニス肘(外側上顆炎)、五十肩、また筋肉の緊張をほぐす効果もあるので肩こりや腰痛にも有効です。施術時間は3-5分で保険適応で行うことができます。

 

リハビリとセットで行ったり、注射とセットで行ったりするとより効果的です。未成年の方にも使用することができるので、スポーツ障害で悩まれている学生の方にも有効です。希望される方はまず整形外科医である私の外来を受診していただき、施術が有効であるかどうかを判断させていただきます。

最新機器であるため愛知県内で導入している医療施設はまだまだ少ない状況です。長引く痛みに悩まれている方は一度試されてみてはいかがでしょうか。

 

なお施術は院長である私か当院スタッフが行います。そのため診療が混雑している時は希望時間に施術をうけられないこともあるためあらかじめご了承ください。

〈施術を受ける副院長〉

 

またこの機器はおなかやお尻や太ももの広範囲の脂肪を減少させる効果もあります。痩身治療としても当院では利用することできます。お腹をひきしめたい、セルライトを除去したい、たるんだ皮膚を引き締めたいという方にも有効です。こちらは自由診療となりますが、近日導入キャンペーンとして割引価格でご提供できると思います。試してみたいという方はクリニックまでご連絡ください。

 

 

 

 

帯状疱疹の予防ワクチン「シングリックス」

カテゴリ: 皮膚科

投稿日時:2021年07月01日

こんにちは!
名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

 

ジメジメした日々が続きますね・・・

コロナの影響でここ2年は医師が参加する学会もオンライン開催がほとんどとなり、

現地にいかなくても家庭にいながら学べるという状況になりました。

たくさんの知識が得られるので、

これを機に学会は今後もオンラインでも参加できるようにしてくれるといいなぁと思います。

 

さて、コロナ禍における皮膚科のトピックスとして、

世界でも、帯状疱疹の患者さんが増えているそうです。

コロナとの直接関連はわからないものの、やはりストレスが多いことも関連していると推察されます。

 

帯状疱疹とは、簡単に説明しますと、

小さいころかかったみずぼうそうのウイルス

体内の神経節に何年もずっとひそんでいたんだけど

免疫力が低下して、神経節からあばれだしてしまった

結果、ある片側の神経にそって、通常は 痛み→赤み→水ぶくれ→かさぶた→色素沈着が残る→痛みが残ることもある

という経過をたどる病気です。

 

疫学的には、80歳までに約3人に1人が発症しているという報告があります。

 

免疫力の低下の原因としては、加齢や疲労やストレス、免疫が低下する病気(糖尿病、がん治療、リウマチなど)などがあります。

 

いままで、帯状疱疹の予防ワクチンといえば、生ワクチン(ウイルスそのものを弱めたものなので危険もある)があったのですが、

今回ご紹介したいのは、生ワクチンではなく、サブミットワクチンである「シングリックス」です。

サブミットワクチンとは、

簡単にいいますと、ワクチンの一部の特徴的な部分(抗原)だけを取り出して、そこに強い免疫がつくように助ける物質を混ぜて投与しているので、

生ワクチンと比べて、危険性が少なく、それなのに強い免疫がつきます

(わかりにくかったらごめんなさい・・・)

 

シングリックスでは、2回投与する必要があり、

その効果は、50歳以上であれば、どの年代の方で調べても、95%以上の発症予防効果がありました。

 

生ワクチンは、発症予防効果が50%程度であったので、効果の違いがあるとはっきり言えます

海外では、すでにシングリックスがメインとなっています。

 

当院では、発症予防効果の高いシングリックスを完全予約制で打っていきたいと思います。

50歳以上の方のみが対象です。

とても高価なワクチンで申し訳ありませんが、費用は1回22,000円(税込)(保険適応外)となります。

なお、当院は日進市にありますので、名古屋市のワクチン費用補助券は使用できません。

 

日進市でも、シングリックスがワクチン助成の対象となることを祈っています

 

 

 

 

 

 

 

7月からハイドラフェイシャル導入✨

カテゴリ: 美容皮膚科 皮膚科

投稿日時:2021年06月16日

こんにちは!
名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

 

本日は、美容皮膚科で新たに導入する施術をご紹介させていただきます。

その名は・・・「ハイドラフェイシャル」!!👌✨

ディープクレンジングとグリコール酸を用いた角質ピーリング毛穴を吸引して汚れやつまりを除去美容液導入

の3STEPからなる施術になります。

機械の写真はホームページをご覧ください。これが、米国で特許を取得しているハイドラフェイシャルです☺

☞ハイドラフェイシャルの公式サイトもみていただくとどんな施術かわかりやすいと思います。

https://hydrafacial.co.jp/

 

ずっと前から、毛穴👃のつまりをとる機械が欲しいなあ・・と思っていたのですが、

スタッフから自身がこの施術を受けていてとても良いという話を聞き、

自分も施術を受けてみました!

目にみえて汚れがとれ、肌が明るくなって、本当に良い効果があったので機械の導入を決めました🥰

 

ケミカルピーリングとの違いは、使うピーリング製剤も異なっており(当院のケミカルピーリングはサリチル酸マクロゴール)

ケミカルは、製剤の化学的な作用で角質をはがしていきますので、物理的にこすったり吸引したりはしません。

いっぽう、ハイドラフェイシャルはトルネードの水流を利用したクレンジングとピーリングに加えて、

毛穴詰まりに対して物理的に吸引をこまかく丁寧におこなっていきます。

1回施術後でのツルっとした仕上がり・毛穴つまりの除去はハイドラフェイシャルのほうが勝っているかなと思います。

ただ、ケミカルピーリングは、肌に負担が少なく、複数回続けていくことでニキビの原因となっている毛漏斗部の角化異常による閉塞が除去されていくので、

ニキビが治りにくい方には、おすすめの施術です。

 

ハイドラフェイシャルは、ニキビ肌の人に限らず、肌のくすみやざらつき、毛穴汚れを取りたい方、はじめて美容施術を受ける方にもおすすめです。

ハリウッドセレブがイベント前にやる施術だそうですよ( ´艸`)

 

7月から施術開始となります。

現在、スタッフが施術トレーニングをとても熱心に頑張ってくれています。

当院の施術は、「真面目に」「丁寧に」「ひとにやさしく」「正確なプロトコールに沿って」させていただきます。

7月1日~31日までに施術をご予約いただいて実施された場合は、

おひとり様につき1回限り、期間限定おためし価格で施術可能です。

美容皮膚科料金メニューを参照くださいね🤩

ご予約は診療時間内にお電話にてお願いいたします。

お待ちしております!!

 

 

 

職員勉強会の開催

投稿日時:2021年06月13日

こんにちは!

名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科のクリニック、梅森台レオ整形外科・ヒフ科院長の大口怜央です。

 

さて当院では部署別に定期的なミーティング、勉強会を開いています。新薬の勉強会や院内器械の技術指導、医療未経験の職員もいるため整形外科や皮膚科の基礎知識の講義など、各職員がプロ意識を持ち患者様のために新しい知識と技術を共有し、また個人のスキルアップをはかるよう努力しています。

 

例えば先日はリハビリ器械のメーカーの方に来ていただき牽引や低周波機器などの説明会を行いました。

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また当院の理学療法士による松葉杖歩行の指導トレーニングも行いました。特に階段昇降は転倒リスクも高く

足の悪い患者様への指導は注意が必要なのです。

 

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またスタッフへの指導も大事ですが、自分のレベルアップも大事です。特に病院からの勤務から外れてすでに2年以上経過しました。最新の知見に置いていかれないように学会参加を積極的に参加するよう院長、副院長ともども心がけております。

 

梅森台レオ整形外科・ヒフ科がこの日進市梅森台の地に開院して2年半が経過しました。地域の方々にも認知していただき、また頼りにしていただき感謝と緊張の日々を過ごしております。今後も職員共々さらなるクリニックのレベルアップをはかり、身を引き締めて診療に当たってまいります。

 

 

 

 

 

コレクチム軟膏が小児にも処方可能となりました

カテゴリ: 皮膚科

投稿日時:2021年04月22日

こんにちは!
名古屋市天白区、名東区、日進市の境目にある、整形外科、リハビリ科、リウマチ科、皮膚科、美容皮膚科クリニック、
梅森台レオ整形外科・ヒフ科 副院長の大口亮子です。

 

以前のブログで、アトピー性皮膚炎の新しい外用薬「コレクチム軟膏」をご紹介させていただきました。

これまでは16歳以上の方にしか処方できなかったのですが、

このたび、「コレクチム軟膏0.5%」が「2歳以上のお子さん」にも保険での処方が可能となりました。

今後は、「コレクチム軟膏0.25%」も処方ができるようになる予定です。

 

アトピーの患者さまからは、「ステロイドをずっと塗っていてよいのか?」とよく質問をされます。
もちろん症状が改善してきているのに、強いステロイドをずっと塗っている必要はありません。

不適切に強いステロイドの長期的な外用によって、皮膚が菲薄化して薄い赤いペラペラの皮膚になってしまうこともあります。

 

なので、症状にあわせて、ステロイドを弱いものに切り替えたり、

週末だけ、荒れやすい部分に塗るなどの漸減方法など、その方の生活スタイルに合わせて変更をしていきます。

 

保湿は、アトピーの患者さんで低下している皮膚のバリア機能をおぎなってあげるために、基本的にはずっと使っていただくものです。

夏と冬では、使う保湿剤の剤形を変えてお勧めしています。

 

コレクチム軟膏やプロトピック軟膏は、ステロイドによって湿疹が落ち着いてきたところで、

ステロイドを使わずによい状態を維持したり、悪化を防ぐために、長期的に使用して安全なもの、と説明しています。

 

とびひやにきびの増悪やウイルス性発疹などの感染症が考えられる場合は、

まずは診察をうけていただき、一時的に中止することもあります。

 

コレクチム軟膏を使用してみたいアトピーの患者さまは、ぜひご相談くださいね。

 

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